星降る野原
日記です。
蝶の舌
スペイン内戦時代のもの。Manuel Rivasの「¿Qué me quieres, amor?」をベースとした映画です。Manuel Rivasはガリシア語で書く小説家で、今でもガリシアに住んでいます。当然この映画もガリシアが舞台です。
主人公は学校に上がったばかりの少年で、性格が内気なので同級生にいじめられたりもしますが、老齢差し掛かった先生と仲良くなり、人生について学んでいく...と言う筋です。そんな中、スペイン内戦が勃発。スペインでは後の独裁政権側と共和国派に真っ二つに分かれて戦う日々が続きます。そしてご存知の通りファシストが勝ってしまい、共和国派の人たちは捕えられ、殺されてしまいます。密告等も結構あったようです。先生は共和国派。映画のラストでは、密告により捕らえられた先生が連行されるのですが、その時の空が、絵に描いたような灰色の曇天でとても暗かったです。
ガリシアは、美しいところです。ただあまり裕福な地域ではないので(確か土地が痩せていて農業生産率が悪い)、移民が多い地方でもあります。
先生役のフェルナンド・フェルナン・ゴメス、2007年に亡くなりましたがスペインでは大御所の俳優でした。いい味出してます。


主人公は学校に上がったばかりの少年で、性格が内気なので同級生にいじめられたりもしますが、老齢差し掛かった先生と仲良くなり、人生について学んでいく...と言う筋です。そんな中、スペイン内戦が勃発。スペインでは後の独裁政権側と共和国派に真っ二つに分かれて戦う日々が続きます。そしてご存知の通りファシストが勝ってしまい、共和国派の人たちは捕えられ、殺されてしまいます。密告等も結構あったようです。先生は共和国派。映画のラストでは、密告により捕らえられた先生が連行されるのですが、その時の空が、絵に描いたような灰色の曇天でとても暗かったです。
ガリシアは、美しいところです。ただあまり裕福な地域ではないので(確か土地が痩せていて農業生産率が悪い)、移民が多い地方でもあります。
先生役のフェルナンド・フェルナン・ゴメス、2007年に亡くなりましたがスペインでは大御所の俳優でした。いい味出してます。
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タブロイド
メキシコ・エクアドル合作で、プロデューサーがアルフォンソ・クアロンAlfonso Cuarón。「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」、「天国の口、終わりの楽園 (Y tu mamá también, 2001) 」の監督です。
舞台はエクアドル。子どもを狙った連続殺人の被害者の葬式の日、聖書販売人のビニシオが誤ってその被害者の双子の弟をひいてしまう。車をバックさせようとしたのを、逃亡すると勘違いした人々にビニシオはリンチされる。葬儀を取材に来たマイアミのテレビ局レポーター、マノロによって助け出されるが、拘置所へ。ビニシオは「ここから出してくれるなら、連続殺人犯モンスターの情報を話す」とマノロに持ちかける。マノロは取材を引き受けるが...。
日本語版のHPでは「シティ・オブ・ゴッド」を超える衝撃作となっていましたが、「シティ・オブ・ゴッド」が街の現実を淡々と執拗に追っていくのに対し、「タブロイド」は登場人物の心理的な動きにより焦点を当てています。ビニシオ役のダミアン・アルカサルなど、微笑みが何とも薄気味悪く、元々こう言う人なのかと思ってしまうほど演技が良いです。映画の中盤に差しかかったあたりで、その後の展開が読めてしまうんですが、それでも尚最後まで目が離せなかったのは、やはり人物描写がきっちりしているのと出演者が良いからでしょう。...そして要所要所に不気味な場面が入っているせいかも...。
取材陣はマイアミのテレビ局と言う設定だけあって、ジョン・レギサモをはじめとする取材陣の台詞は英語とスペイン語が混在しています。彼もいい俳優だと思いますが、容姿が結構個性的に見えるので、ひょっとしたらアクの強い役しか出来ないかも知れません。
それにしても舞台となったババオヨBabahoyoの郊外はすごいところです。見ているだけで画面から集落が発しているであろう匂いが感じられます。恐らくそれも監督の意図するところだったのでしょう。

舞台はエクアドル。子どもを狙った連続殺人の被害者の葬式の日、聖書販売人のビニシオが誤ってその被害者の双子の弟をひいてしまう。車をバックさせようとしたのを、逃亡すると勘違いした人々にビニシオはリンチされる。葬儀を取材に来たマイアミのテレビ局レポーター、マノロによって助け出されるが、拘置所へ。ビニシオは「ここから出してくれるなら、連続殺人犯モンスターの情報を話す」とマノロに持ちかける。マノロは取材を引き受けるが...。
日本語版のHPでは「シティ・オブ・ゴッド」を超える衝撃作となっていましたが、「シティ・オブ・ゴッド」が街の現実を淡々と執拗に追っていくのに対し、「タブロイド」は登場人物の心理的な動きにより焦点を当てています。ビニシオ役のダミアン・アルカサルなど、微笑みが何とも薄気味悪く、元々こう言う人なのかと思ってしまうほど演技が良いです。映画の中盤に差しかかったあたりで、その後の展開が読めてしまうんですが、それでも尚最後まで目が離せなかったのは、やはり人物描写がきっちりしているのと出演者が良いからでしょう。...そして要所要所に不気味な場面が入っているせいかも...。
取材陣はマイアミのテレビ局と言う設定だけあって、ジョン・レギサモをはじめとする取材陣の台詞は英語とスペイン語が混在しています。彼もいい俳優だと思いますが、容姿が結構個性的に見えるので、ひょっとしたらアクの強い役しか出来ないかも知れません。
それにしても舞台となったババオヨBabahoyoの郊外はすごいところです。見ているだけで画面から集落が発しているであろう匂いが感じられます。恐らくそれも監督の意図するところだったのでしょう。
ひまわり
音楽はヘンリー・マンシーニ。この映画は最初からメインテーマの演奏で始まります。一面のひまわり畑をずっと映していて、バックに流れるのが有名な哀しいメインテーマ。
私はソフィア・ローレンが好きなんですが、中でも一番好きなのがこの映画。マルチェロ・マストロヤンニとよく共演していましたね。数年前に洋画ベスト100と言うテーマの文庫本を買ったのですが、未だにこの映画、ベスト100に入っていました。
この映画、よくNHKなどで放送していますね。当然の事ながら、この映画は映画館でみた訳ではなく、テレビで見ました。
ストーリーは、終戦後しばらく経ったイタリアで主に展開。ソ連戦線に出征し、行方不明のまま帰って来ない夫を待ち続ける妻。夫は記憶喪失になってソ連で暮らしており、既に妻もいます。記憶が戻りイタリアに一時帰国した夫が見たのは、自分と同じ名前をつけられた子供。妻は夫に既に別の生活があることを知って、夫に子どもの名前を訊かれた時に「聖人の名前」と答えます。そして夫はまたソ連に帰ってしまいます。
ロバート・アルトマン監督の「プレタポルテ Prêt-à-Porter (1994)」では、この主演2人が「ひまわり」のパロディをやってます。パロディと言うか、この映画の「その後」ですけどね。またマルチェロが...。どうしてそうなんでしょう...。

私はソフィア・ローレンが好きなんですが、中でも一番好きなのがこの映画。マルチェロ・マストロヤンニとよく共演していましたね。数年前に洋画ベスト100と言うテーマの文庫本を買ったのですが、未だにこの映画、ベスト100に入っていました。
この映画、よくNHKなどで放送していますね。当然の事ながら、この映画は映画館でみた訳ではなく、テレビで見ました。
ストーリーは、終戦後しばらく経ったイタリアで主に展開。ソ連戦線に出征し、行方不明のまま帰って来ない夫を待ち続ける妻。夫は記憶喪失になってソ連で暮らしており、既に妻もいます。記憶が戻りイタリアに一時帰国した夫が見たのは、自分と同じ名前をつけられた子供。妻は夫に既に別の生活があることを知って、夫に子どもの名前を訊かれた時に「聖人の名前」と答えます。そして夫はまたソ連に帰ってしまいます。
ロバート・アルトマン監督の「プレタポルテ Prêt-à-Porter (1994)」では、この主演2人が「ひまわり」のパロディをやってます。パロディと言うか、この映画の「その後」ですけどね。またマルチェロが...。どうしてそうなんでしょう...。
