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星降る野原

日記です。

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ピアニスト

ピアニストついでにもう一つ。「ピアニスト」。ミヒャエル・ハネケ監督のフランス映画で、カンヌ国際映画祭で審査委員グランプリ、男優賞、女優賞の3つを受賞しています。

主演がブノワ・マジメルとイザベル・ユペール。「8人の女たち」のイザベル・ユペールですね。

この映画は家族関係等にトラウマ、またはそれに類似する感情を持つ方は見ない方が良いかと思います。精神的にざくざく切り刻まれるような感覚に陥ります。私はそれ程家族関係に問題はないのですが、映画を見ているうちに、頭の中に「自殺」と言う文字がちらちらとよぎってしまいました。

舞台はウィーンで、主人公のエリカは独身で、30代後半のピアノ教師です。独身なのは、彼女の母親との関係によるところが大きいのではないかと思います。母親はほとんど暴力的に娘の生活に干渉します。恐らくあまりにも長い間この干渉にさらされてきたために、エリカは歪んだ性的志向を持つようになってしまいます。多分若い頃の夢なども少しずつ枯れて行ってしまったのだと思います。

そんな彼女の前に突然現れた生徒のワルテル。彼女にアタック。彼女も悪い気はしないどころか、恐らく彼に恋愛感情を抱くのですが、素直に自分の感情を表現する事が出来ません。

そのまま、ラストまで行ってしまいます。

多分いい映画です。

それだけに、相当きついです。



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戦場のピアニスト

ピアニストついでに「戦場のピアニスト」。

映画公開の週に見に行きましたが、通常料金の日に行ったにもかかわらず立ち見が出ていました。ご覧になった方も多いと思います。

ロマン・ポランスキー監督、エイドリアン・ブロディ主演。カンヌでパルムドール、アカデミー賞でも監督賞、脚本賞、主演男優賞の3部門で受賞しています。

監督がユダヤ系ポーランド人、主演のブロディがユダヤ系ポーランド人が父親と言う事で、恐らくお二人とも主人公のシュピールマンに重なる部分が多かったのだと思います。と言うよりもポランスキーがシュピールマンと似た子ども時代を送っているために、恐らくこの作品への思い入れは格別だったのではないかと思います。

最初の30分くらいは幸せなシーンもあり、哀しいシーンもあるのですが、その後はただ圧倒されるだけでした。月並みな言葉ですが、壮絶な人生です。

日本での映画のポスターはがれきの山となったワルシャワの街の場面ですが、これを大画面で見ると、もう言葉もありません。何と言うか、心が衝撃を受けないように閉じてしまう感じがしました。

サウンドトラックは殆どがショパンの曲です。ピアノ演奏はヤヌシュ・オレイニチャックJanusz Olejniczak。ポーランド人で、1970年ショパン国際コンクール6位入賞者です。このサウンドトラックも聴きごたえ充分です。



海の上のピアニスト

1998年、ジュゼッペ・トルナトーレ監督作品です。彼の作品は日本人の好みに合っていると思います。音楽はエンニオ・モリコーネ。ゴールデンコンビですね。

あらすじを簡単に言うと、豪華客船で生まれ、生涯一度も船を下りる事のなかったピアニストの話です。名前が1900...。彼の生涯が、一緒に仕事したトランペッターによって語られていくと言う形で進んでいきます。

最初は豪華客船でしたが、時代を経るにしたがって、ヨーロッパとアメリカを往復する移民船になったりします。

彼の噂を聴きつけて、録音にやって来たレコード会社の人の前で、唐突にピアノを弾き始めるシーンが印象的です。最初は気まぐれに少し高飛車な感じで弾き始めるのですが、途中で船室の前を若い女性が通り過ぎます。1900は一目ぼれ。彼女を見た途端に演奏ががらっと変わってしまいます。サントラ中ではPlaying Loveと言うタイトルで収録されています。この楽譜をたまたま手に入れましたが、前半が難しすぎる。エンニオ・モリコーネ、天才です。

台詞で印象的だったのは、1900がトランペッターに語る、船を下りない理由です。激しく同感。

ティム・ロスもいい俳優ですよね。変わった役柄が多く、しかも地味な映画ばかりに出演していますけどね。



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